となりのトトロ|スタジオジブリ
となりのトトロ
妻とのなにげない会話から宮崎駿氏、スタジオジブリの映画作品をふりかえろうと思ったのが、2017年10月頃のことです。『パンダコパンダ』『カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』とふりかえっているうちに、これらの作品の関連するものへと、興味が広がっていきました。そのうち、モーリス・ルブラン氏の「アルセーヌ・ルパン」シリーズにどっぷりとはまり、ジャン・ジローという芸術家のことも知りました。
たった3本の映画を観ただけで、これまで縁のなかったいろいろなものと出会い、これまで以上に芸術のための時間を望むようになっていきました。とはいえ、忙しい毎日に芸術の時間をつくることは、かんたんなことではありません。
残業し、妻子の寝ている時間に帰り、薄暗い部屋で風呂に入り、夕食のようなものを食べ、寝て起きて、仕事へ行く――
だいたい、こういったサイクルのなか、休日もちらほら訪れます。
早朝4時過ぎに子が目を覚まし、妻がそれに付き合い、というようなことを毎日繰り返しているそうなのですが、今日は休日でしたので、私もそれに付き合いました。
近所の図書館で借りていた『となりのトトロ』の返却日が明日だったので、早朝から『となりのトトロ』を親子で観ました。
知名度に反して印象の薄い映画でしたが、久しぶりに観ると、いい映画でした。
音楽もいいし、終わり方が秀逸でした。
トトロ、ネコバス、トウモロコシ。